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先日、地元のスーパーでウロウロしていたら、なんとBUDDY HOLLY STORYのDVDを発見したので、すぐさま購入!やっとDVD PLAYER買って観れるようになって、先日観たので、小言を・・・・ 私は、確かBUDDY HOLLYは、このベストアルバムを一番初めに買った記憶が、きっかけは、確かビートルズだったと思います。彼らがカバーしている『WORDS OF LOVE』 がレノン&マッカートニーではなくて、BUDYY HOLLY だったからだったと思います。 日本では、あまり有名ではないですが、北米では、エルビスには負けますが、あまり変わらないくらい有名です。 もちろん音楽的には、50年代ロッケンロールですが、このメガネ!基本的にこのメガネにスーツという格好なのですが、あのジョン・レノンも当初はメガネを人前でかけるのをためらっていたようですが、『BUDDY HOLLYがメガネをしているから・・・』ってことで、彼もメガネをかけることにためらいがなくなったとか・・・・ そして、このフェンダーのストラトがトレードマーク!かっこいい、(たまにレレキャスも使ってますが) もちろん!音は針金みたいな音です!かっこいい! 彼の影響でストラトを手にしたアーティストも非常に多いです。今でこそ、クラプトンに代表されるように、ごく当たり前のエレキ・ギターを代表するギターですが、この頃、1950年代の中盤くらいは、セミアコ系が多かっただけに、このスタイルも新鮮だったようですよ。 基本的には、BUDDY HOLLY & CRICKETS としての活動している時期が僕は好きで、シンプルなバンド構成は、ロッケンロールな感じです。 これがクリケッツの面々、、、、 基本的に、ギター、ウッドベース、ドラム、ときどきセカンド・ギターというとてもシンプルな構成!ある人曰く、ステージで立って、バンドという形式でプレイし始めたのは、BUDDY HOLLYがはじめてたという意見もあるくらい、斬新だったのです。 それ以前は、いわゆるビック・バンドみたいなのを(ドリフの8時だよ全員集合の歌のときにいるバンドセットみたいなの)バックに歌を歌うっていうのが、基本スタイルだった時代ですからね。 個人的な意見ですが、この人はテキサス出身の田舎町出身で、少なからず、やはり何部出身というのは、特に初期のサウンドには表れていると思います。特に、ギターの音!乾いた音は、テキサスって感じですね。 さて、長くなりましたが、観た映画の話 ●題名:BUDDY HOLLY STORY ●劇場公開;1979年 ●日本劇場未公開 ●監督:スティーヴ・ラッシュ ●主演:ゲイリー・ビューシイ(他、ビッグ・ウェンズデーなどに出演) 恥ずかしながら、僕はこの映画の存在を知りませんでした・・・しかし、ユーコンはホワイトホース(まー、すげーー、田舎ですよ)のスーパーの安売りコーナーのカゴの中に、変なB級映画に混じって、、、、おっと!BUDDY HOLLY STORY というDVDがあ~るじゃないですか・・・ちょっと監督とか、俳優とか見てみましたが、主演のGary Buseyがビック・ウェンンズデーに出ていた人だ、ってのと、クリケッツのベースの役のチャールズ・マーティン・スミスがアンタッチャブルのなんか弱っちいエリオットネスの付き人みたいな感じの役、アメリカングラフィティに出ていたなー、ってのしか知らなくて、まー、安いから買っておこうってんで購入したんですね、たしか$7(まー、700円くらいっすね)くらいだったような、ダメで元々みたいな気持ちだったんですがね、結果、映画としては、まー、そこそこですが、やはり北米音楽ファンとしては、見逃せないストーリーですね、、、なんせBUDDY HOLLYですから! 後から調べてわかったのですが、日本では、DVDは廃盤、、、、AMAZONでなんと28,000円の価格が付いてました。買ってよかったーーーー! この辺が、いくら田舎と言っても、さすが北米!違いますね!スーパーとかでも、CSNとか、DOORSとか普通に流れてますからね、、、、日本ではありえない・・・・スーパーでDOORSはすごいよなー・・・・THIS IS THE END・・・とか流れてますから、そしてその中で、ネギなどを買う、くーるです! まず、印象に残ったのは、主演のゲイリー・ビューシイ なかなか、がんばってました。一応、ギターもちゃんとそれっぽいコードは押さえてましたね、ソロギターのところは、ちょっとだめ出したが、ラインハルトをイメージした、あのショーン・ペン主演の『ギター弾きの恋』でショーン・ペンはむちゃくちゃでしたからね、、、、まー、この辺の音楽系のストーリーの主演はるとなると、技術的なことが中々厳しいですよ、、、、、、 彼は無難にこなしていたと思います。 余談ですが、、、ジョニー・キャッシュの映画 『WALK THE LINE』 のジョニー・キャッシュ役のホアキン・フェニックスは見事だったなー、本当に似てたなー、特にアゴをしゃくりあげるように歌う癖は見事に取得していた、、、、 さて、映画の方ですが、高校を卒業して、クリケッツの面々とテキサスの田舎町でキャリアをスタートさせるところから始まります。 地元のラジオ曲の人のコネで、ナッシュビルに録音に行く様子など描写されていますが、カントリー聖地ナッシュビルでの録音ということで、カントリー系のプロデューサーが付き、バックバンドは、フィドル、バンジョー、ギター、などなどのカントリーのバックバンドが付くのですが、そこでBUDDY HOLLYが『俺には、頭の中に俺の音楽のイメージがあって、それを俺がプロディースしたいんだ』って、レッドネック系のプロディーサーと一悶着みたいな場面がありますが、当時は、作曲・作詞する人、プロデュースする人、歌う人、バックバンド、と、すべて専門家されていて、BUDDYの『作曲作詞、自分のバンド、自分でプロデュース』っていうスタイルは斬新だったのですねー。まだ時代は、1950年代の中盤、、、、、ビートルズもストーンズもまだデビューしてませんからね。(この二つの巨大化け物バンドも共にBUDDY HOLLYの影響はバリバリで、カバーもしてますね) ちなみにポール・マッカートニーは、BUDDYの版権を所有するまでのファンで、彼のBUDDYのしゃっくり系の唄い方もそっくりまねしてますもんね、、、 そして、あのアポロ・シアターへの出演!NYのアポロの人間は、BUDDYの 『That'll Be the Day』 を聴いて黒人と思い、顔を見ずに出演依頼をして、びっくりしたという有名なくだりももちろん映画に出てきます。 アポロは、NYの黒人専用のライブハウスですね、、、、、もう超有名な人が今まで出演してます、エラ、サッチモ、をはじめとするジャズ陣営から、ソウル(JBももちろん出てます)、スティービーに、もうあげたら切りあがないくらい、有名になる登竜門みたいな場所ですね。 そこに初めて出演した、白人グループがBUDDY達なわけです。 映画は、ちょいとしたこねたもいろいろを入ってきます。すべて本人ではないですが、サム・クックがでてきたり、エディ・コックランも出てきます、キング・カーティスがサックスソロで入ったり、 録音作業のコントロール・ルームでレスポールとのやりとりがあったり、音楽好きには、『おっと』と思わせる描写があるのがにくいですね。 私もBUDDYの経歴的なことは、断片的に今まで読んできたのですが、映画は、やはり時系列でしっかりと流れをつかめるからいいですね、 そして、話しは、最後のアイオアのライブを終えて、あの飛行機事故で終わるのですが、本当に短い間しか活動してないですねー、わかってはいたが、こうやって映画で観ると痛感します。 やはり僕はクリケッツといっしょの頃が好きですが、BUDDYにとっても、テキサスの仲間のバンドとプレイするというのは、やはり重要だったようですね、それが知れたのもよかったです。 スタジオのコントロール・ルームで当時2トラックかな?を使用して、オーバータブを試みているシーンも出てきますが、惜しいなー、間違いなく、もしBUDDYが生きていたら、もっと独創的なものが生まれただろうし、ロックの進化はもっと早い速度で進んだでしょうね。 いまでも、北米では、1959年に 『ロックは死んだ』と 言われてますが、それほどBUDDYはすごかったわけですねー、その後に出てくるアーティストに与えた影響は計り知れず、、、、私も今でこそ、そんなに頻繁に聴くことはなくなりましたが、アメリカを代表するロッケンローラーですね、、、、あんなメガネですけど、あの頃は描写している映画には数多く、BUDDYのことはでてきます。 アメリカグラフィティでも出てきますし、スタンドバイミーでもラジオと一緒にリバーフェニックスが歌う場面で、BUDDYの 『Everyday』 が流れますし、KILL BILLでもBUDDYに蝋人形かなんか出てきたような、確かタランティーノもBUDDY好きだったような、、、、 1959年2月3日、アイオアのコンサートを終えた、BUDDY、リッチー・ヴァレンスとビッグ・ボッパーを乗せた、専用飛行機は、とうもろこし畑に墜落してしますのです・・・・ しかしBUDDY HOLLY の音楽は永遠でしょう!
by motoyama_naoto
| 2008-09-29 04:03
| 名盤博物館 Music
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