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さ~て、今回で最終日、長かった移動も昨日のがんばりで、最終日は結構、楽な行程でした。 とにかく、後はWhitehorseに行くだけ、そして、2日間風呂に入ってなかったので、いい感じに髪がオイリーだし、朝から温泉入って気分よくスタートです。 ★三日目 ・Liard Hotsprings - Watson Lake - Teslin ‐ Whitehorse ・距離:652km(かなり楽) ・時間:6時間40分 ・なんと言っても、温泉ですね!そして動物も、、、、 のんびり目覚ましもセットせず起床し、そそくさとテントもたたみ、キャンプ場の裏にある温泉へ、、、、ここは一応BC州が管理していて、キャンプ場と一緒に管理されているようです。 駐車場から、写真のような感じの湿地帯を木道にそって歩くこと数分、、、、(びっくりしたのは、この辺は『唐松』があるんですよ、Whitehorse近辺はまったくといっていいほどないのですが、唐松の黄葉がかなり綺麗でした、ちなみに標高870mを僕のスントはさしてました、びっくり) 場所を確認しようと手ぶらで歩き始めたのですが、なんとー、ムースのでっかい雄が出現したので、急いで車まで三脚とカメラを取りにかえったのですが、時すでに遅し、、、、、 この靄の中に雄のムースがいたのにー、すごいいい写真になったはずなんですが、やはりシャッターチャンスはいつも少しなのです、、、、、とほほ、、、、 しかし、結構広い湿地帯になっていて、手を水につけてみましたが、まー、水に近いぬるい水温、しかし、靄がたちこめ、なんかありそうないい雰囲気です。 じゃじゃーん、これがLiard温泉です!北米の温泉と言われる場所では、普通、プールみたいなのが多くて、風情がなく、さらに塩素臭かったり、一番の問題は『ぬるい!』手がフヤフヤになるまで浸かっていても、まったく温まらない温泉が多いのです、 ここは、脱衣所と簡単な木道と手すりはありますが(海パンに着替えないとダメです)、後は温泉の底は小さな石が敷き詰められてなかなかよし、周りも石で作られていてなかなかよし、です。実際、周囲にはバーチ(白樺)が結構あって、もう落葉しておりましたが、なかなかいい雰囲気です。ちなみにちょっと奥に行くとブラック・ベアーでるらしいです。なんでもこの奥にもまだ温泉があるらしい、結構放置状態の自然っぽいやつが、一緒に入っていたおっちゃんが言ってました。 一応、サルファー(硫黄系)ってことで、においは多少ありますが、日本の硫黄の強い温泉に比べればかわいいものです。 気になる水温!水源があるのですが、そこは熱いのが好きな僕でもいられないくらい熱いです。かなり広いのですが、単純に水源に近いと熱い、遠いとぬるい、って感じです。まー、熱いところで、45度以上はあると思います。僕は真ん中よりちょっと水源よりに位置し、のんびり浸かりました。問題は、人がたくさん入らないと、中で水温の低いお湯と、熱いお湯がくっきり分かれてしまっていること、つまり、足もとはぬるめ、肩の辺りは暑いってな感じになってました。まー、僕が入ったときは9時くらいで、人もそんなに多くなかったですからねー、 しかし、30分くらい浸かっていると、ポッカポカで最高でした。 間違いなくこの度のハイライトと言えますね! そして気分を取り直して残り640kmをホワイトホースへ、昨日からあったのですが、この看板 いわゆる『バッファロー注意』の看板(こっちではBisonっすね)、、、、そんなー、バイソンなんてー、と思い運転スタート、、、、、しばらくすると、高速横に黒い物体の集団がーーーーー いすぎでしょうバイソン、、、、、、これがこの集団だけじゃなく、もうたくさんでてくるんですよー、ロッキーではWoterton National Parkにバイソンパドックってのがありますが、これも当時白人の人たちが入ってきてハンティングしてぜんぜんいなくなっちゃったので、モンタナあたりから買ったバイソン、しかし、ここにはとんでもない数のバイソンがいますよ、 んー、食ってます、食ってます、はっきり言って怖い!でかい!でもほとんど僕には目もくれず皆食べてました。もうすぐ厳しい冬ですからねー、 しかし、でかい、、、、、、この後も本当にたくさんのバイソンを見ました。ちょっと高速奥の開けたところにも集団でたくさんいるんですよねー、 そして、Watson Lakeという街へ、ここは特に目立った物ってのはないのですが、このナンバープレートの大群が一番有名ですかねー、 なんでも、当時、このAlaska Highwayを建設中にかなりの米軍の人たちがかり出されてきたらしのですが、どっかのアメリカの州の人が自分のプレートを記念に残していったのが初めらしく、今ではとんでもない数に膨れ上がっております。。。。。まー、すごいっちゃすごいですが、バイソンにはかなわないな、、、、、 そして、さらに北上、Teslinという街を越えると、もう僕も仕事でよく走る見慣れた道へ、、、、 Whitehorseを2週間ほど空けましたが、いろいろ皆様お世話になりまして、ありがとうございました。canmoreで泊めてくれた友人I塚夫妻、Tコちゃん散髪ありがとう、A山夫妻、事務所を守ってくれていたM宮さん、N波さん(意味ねー、このイニシャルトーク)、その他お世話になった方御礼申し上げます。 そしてWhitehorseに到着すると、綺麗だったポプラやアスペンの木々は寂しそうな『冬モード』にすっかりなっておりました。 しかし、カナダは広い!日本の27倍の土地で、人口約4000万しかいない、出会った動物の数も多かったです。そして想像以上に印象深かったのは、ポプラとアスペンの黄葉ですね!こりゃ!メイプル街道に負けじと、ポプラ&アスペン街道を作るか?まー、前から感じてましたが、本当にワイルドの一言に尽きますね。
by motoyama_naoto
| 2007-10-17 10:26
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