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アウトドアが好きな外人を日本へ案内していたら、リクエストされるところ まうんと ふじ 私も、4回くらい登ったことがありますが、人が多くて・・・・・ 富士山が登山の初めという人は多いと思いますが、シーズン中の富士山を登山と思わない方がいい! だって、人がおおいもーーーーん・・・・ぶらでぃ 人が多い・・・・ ということで、もちろん、彼らからもリクエストあり、10月ということもあり、『人が少なそうだから行ってみるか』という気になりました。 本当はすぐに富士山に行くつもりだったのですが、台風が太平洋沖を通過中、『こりゃー、今行ったらコテンパンになるな』ということがわかっていたので、都会で天候待ちのために買い物、、、で日程調整し、台風が抜けたところで、いざ御殿場に移動しました。 富士山、、、、 世界遺産登録しようとがんばっているようですが、私は個人的に 『ならない方がいい』というい意見です。 だってぇー、このままだととても人に見せれる状態じゃないでしょう。 カナダの自然レベルまで自然に近い状態にとは言わないですが、商売の臭いがプンプンする山ですね。 私の山小屋初体験は、富士山の山小屋、、、、そしてそれ以来、日本の山小屋には一回も泊まっていない、、、、ホスピラリティ?????まったくない、泊めてやってんだ、巣ラーメン1000円、ふりっきん高い、悪いがテントもラーメンも自分で担げるわ、、、ってなっちゃいますよね。 はい、須走から行きましたが、このようにここは、『富士箱根伊豆国立公園』なわけで、、、、 北米のそれとは、まったく違いますね。まぁー、一緒にすることは不可能ですが、 それでも、ねぇー、、、、規制とかあるのかな? 少なくとも、公園に入ったという認識がまったくでないし、それが国民の中に認識されていない感じしますね。ご興味ある方は 加藤 則芳 の 日本の国立公園 是非、どうぞ 単純に、自然が悲鳴あげている、あんなにたくさんの人が、山に入ったらどうにもならないでしょう。 入場料取って、管理費に回すべきだというのが、単純に感じるとことですね。 一番がっくりきたのは、かつて10年以上前、大手某旅行会社さんのツアーで、バス何台分ものお客さんと旗持った添乗員がスーツで先導しているのを見たとき、『ス、、、、スーツっすか?』、元々サラリーマンをしながらも大のアンチ スーツ野郎であった私は、それを見てがっくりきたのを今でも思い出します。 ということで、ブツブツ言いましたが、 駐車場について、 『おおぉー、人がいない!!!!』ってことに感動! 感動している私、よく事情がわかっていないジョージ、、、、 ということで、ここで寝ることに決定、、、 下からは富士山は雲に隠れて見えませんでしたが、5合目まで来ると、雲の上に出て、富士山が顔を出していました。いえーい 私の気圧計も夜には、少しずつ上がってきて、ふぅ!わかってんだよ!明日はいい天気になることは、 ふぉふぉふぉふぉふぉ、、、 とっとと、テント立てて駐車場で寝ました。 誰もいない駐車場で、3人で寝ていると、なにやら夜中に車が入ってくる様子??? ふぅーむ、どうしたことだろう??? 私は耳栓しているので、特に音は気になりませんでしたが、どうも何台か車が入ってきている様子。 眠いので無視していましたが、神経質で寝れないタイプのジャスティンが『もうだめだ、寝れない、出発しよう』というので、時計を見ると夜中の1時半、、、、ぶひぃー、テントの外を見ると、10台以上の車が、、、、爆睡のジョージを叩き起こし、出発することに、 駐車場には、走り屋のにーちゃん、なんだかキャンプファイヤーして酒盛りしている若者、すげぇーでかい望遠鏡持ってきて天体観測している親父、、、、 そうだよな、今日は金曜日の夜、日本で静かにキャンプできるはずがねぇ- 眠いが、どうせ早いスタートを予定していたし、天気も良さそうなのでいざ出発ということになりました。 これが登山口の様子、、、、 おいおい脅し、責任転換にもほどがあるんじゃーねーかい? まず、土木事務所の看板 『登山者の皆様へ 5合目から山頂まで凍結のため 通行止め』 って・・・・・ ここは、そもそも国立公園だから、環境省の管轄じゃないのか? カナダではこういうことは基本的にないですね、国立公園内はすべて国立公園局が管理するのが基本。 日本ならではの縦割り管理、国立公園局の中なのに、林野庁とか、土木事務所とか、もう黒澤 明 監督の『生きる』の状態が想像が着きますね。 そして、このコメント、、、通行止め というのは、行っては行けないのかと思わせる コメント・・・ 明かに問題が発生したときに、責任を転換てきる『逃げ』と問題を増やしたくない 『予防』が感じられるコメント、いきなり気分悪くなりましたが、、、もちろん我々は登山開始しました。 ちなみに、積雪はありましたが、凍結は登山道でしている箇所はほとんどなかったです。 あってもほとんど小さいパッチでよけれる程度でしたね。 どうでしょう、模範的は看板としては、『この先は、アイゼン、ピッケルなどを必要とするコンディションが予想され、経験、知識のある登山者が自己責任で登山していただくことになります。』で、いいーじゃないの? 実際、ジャスティンとジョージは、スニーカーでした・・・・まぁー、スニーカーもどうと思いますが、、、、 もちろん、自分達の限界は知っていますので、やばくなった時点で撤退の予定でしたが、特に問題なかったです。多少、靴の中に雪は入ったようですが、、、、 ということで、どこまでいけるかわからんが行ってみようというスタンスでスタート。 標高差 1700m強 距離 16㎞程度 だと記憶しているので、ビックデイですね。 真っ暗な中をヘッドランプで登山開始、、、 しばらくすると素敵なご来光でした。 頂上でご来光とかいうこだわりはまったくなかったので、ご来光を満喫しながら継続して登山。 登山道も雪で覆われてきました。 雪の状態は、固すぎず、かといって、埋まるほどでもなく、どうやら彼らのスニーカーでも行けそうな雰囲気、ジャスティンは「俺のはごテックスだからな」とか、わけのわからない自慢っぽい言葉を吐き捨てなら登って行きました。 ちなみにこのジャスティンは、ユーコンで毎年行われる アークティックウルトラ という、マイナス20度とか30度とかの極寒を180㎞程度走る大会アホなレースの去年の優勝者、登山も早いのなんのって、、、、彼は基本的にいつもファースト&ライトが基本なので、私も特に心配していませんでした。 しかし、はけぇー ジャスティン、全然おいつかねぇー こういうアホな人の持論は、『動き続けていれば、寒くない』です。 ちなみにあまり自分が動けなくなることは想定されていません。。。。 ということで、そこそこのペースでお鉢に到着 風も出てきて、寒かったですね。 しかし、お鉢までにあった人は、0人!!!!!! シーズンオフの富士山は最高ですね。 私も終始 『この時期は人がいなくて最高だ、最高だ』 と言っていましたが、どうも様子がわからない彼ら、、、そうですね、カナダ人の常識では、あのとても標高3700mの上とは思えない人の多さは想像がつかないのです、、、 そして数日後、神保町のとあるアウトドアショップをフラフラしていると、そのお店が企画した登山の様子の写真がかざってありました。 やっと彼らにどんだけ夏の富士山が混んでいるか伝えられると思い、『これが夏の状態だよ、こんなに人がいるんだよ』というと、 ジョージ 『Nooooooooooooooooooooooooooo,!!!!!!!!!!!』の一言、そりゃね、ウルトラ人口密度の低いカナダ人には理解できないだろうね。 これがジョージが撮った写真 だから言ったろう、ジョージ!俺ら、本当に人がいない中を登山したんだよ。 やっと理解してくれたようでした。 そんでもって、頂上へ、、、、 この日は、予想通り天気が良くなり、八ヶ岳も、南アルプスすべて見えました。 いえーい。 下りはあっという間、砂走りですから。 2時間ちょっとで降りてきちゃいますね。 今回、感じたことの一つに、日本は平均主義的で(前からわかっていましたが)、いわゆる普通から外れると、いいこともある。 つまり、時期外れの富士山に行くとすいているということですね。 結局、この日の登山であった人は20人もいない感じ、、、 悪くないね。 しかし、私は登山ブーツ履いていきましたし、スパッツ(ゲイターもしっかりしたの持参しました。クランポンとかアックスとかは持参しませんでしたが)彼らも靴以外は装備ちゃんとしていましたので、シーズン以外に行く人は、ジャスティンのようにハードコアではない限りスニーカーはやめた方がいいと思いますよ。 ゴアテックスのスニーカーでもね、、、 富士山は、人がいないと、いいものですね。
by motoyama_naoto
| 2012-12-05 14:42
| 日本と北米
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