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久々に観たら、すごいいい映画だな、っと再認識しましたね。 ジョージ ルーカスさん見事!SFとはまったくかけ離れた世界ですが、低予算で非常にノスタルジックでいい映画ですねぇ~、関心した、、、、 タイトル:American Graffiti アメリカン・グラフィティ 公開年: 1974年 監督:ジョージ・ルーカス 製作:フランシス・フォード・コッポラ 出演:リチャード・ドレイファス、ロン・ハワード、ポール・ル・マット、チャーリー・マーティン・スミス、キャンディ・クラーク、シンディ・ウィリアムズ、ウルフマン・ジャック、ハリソン・フォード なんと言っても、ルーカスさんの手腕でしょう。 現在のDVDでメイキング オブがあるので、私がこれを観るのが大好きなのですが、スター・ウォーズ以前、だいぶ苦労したようですね。 非常に低予算で製作された映画、脚本の書き直し、ハードな撮影スケジュール、などなど、かなりの苦労があったようですね。 俳優も、ティーンネイジャーの有名でない人ばかり、今でこそ、ウルトラ有名なハリソン・フォードもこの頃はまったく有名でなく (なんでも、俳優業には見切りをつけて大工になる気満々だったようです。)、ビックネームがない中で、助っ人は、もちろん私も大好きな コッポラ氏!いろいろと助言などルーカス氏にしたようです。 設定は、1962年、、、、 実際に西海岸で撮影されたようですが、ルーカス氏の育った近所なようです。 これがいい時代設定というか、、、、 ・ヒッピー、サンフランシスコ フラワーチルドレンの時代の前である ・音楽は、ビートルズ、ディラン以前で、純粋なポップソングが多い時代 この時代設定が絶妙であるな、と感じました。 50年代の臭いを引きずりつつ、、、、60年代初頭の雰囲気がよく伝わってきますね。 一点音楽好きとしては気になったのは、ビーチボーイズがかかるが、、、これは、62年以降のような記憶が、、、サーフィン サファリは62年と思うけど、、、それ以外は、、、、、??まぁー、いーか、、 西海岸の、とある小さな町、 高校を卒業して、明日には、大学へ行くために住み慣れた街を後にする カートとスティーブ、 そして、地元に起こる決断をした、ジョン、テリー、デビー、ローリー、 分かれの日は明日である、いつも遊んだように夜の街に繰り出す仲間達、 映画は、いわゆる一日物で、その夜から旅立ちまでの、短い時間の中しか描かれません、この設定も非常にいいですね。 変わっていこうとするアメリカの初めの段階 葛藤する若者の心 音楽、車、 実際にルーカスが育った環境を描いたようで、うまくできていると思います。 特に男性キャラクターは、本人、自分のある一部からそれぞれのキャラクターが成り立っていると言っていました。 音楽面でも、50年代から60年代の古きよきアメリカを代表する ロック、ポップの王道ソングが連なる。 いいね、、、選曲もいいですよ! John が若い娘を自分の愛車の横に乗せ走る中、ビーチボーイズが流れるシーンがあるが、『ロックは、バディ・ホリーが死んでから・・・』 なコメントもイカス! 私の大好きな Booker T. & the M.G.'s, 名曲 Green Onions も最後の方に使われている、 この頃の音楽は、まだまだ かわいいあの子がどうのこうの、、、ってな曲が多いですが、踊れてなんぼのこの時代の音楽もいいですね。 サントラも名盤として扱われることが多いですが、音楽が中心になった映画といえるでしょう。 実際に存在した ラジオ DJ のウルフマン・ジャック が非常にいい味だしてますね。 カートが、ラジオ局を訪れて、、、、おっとあまり言うとネタバレになるので、言いませんが、 いい感じです。 最近思うけど、不便だった時代の方が、何か特に音楽とか思い出が深いように感じますね。 僕は50年代、60年代は知らないけど、少しレコード、カセット、CD世代ですが、、、、、 ラジオも聴きました。 今では、よっぽどマニアックでない限り、ほとんどの音楽をパソコンで聴くことができる、、、、 なんども同じアルバムを死ぬほど繰り返し聴いたり、どんな音がするかわからないアルバムが買ってわくわくした気持ちとか、ラジオから好きな曲が流れたとき、聴きたいと思っていた曲が流れてきたときの高揚感とか、ないなぁ~、今は、、、、、便利だけど、思い入れが弱くなっちゃうように感じるなぁー、ねぇ~、ウルフマンさん もう一つは、車でしょうかね? ティーネイジャーがあこがれる車、、、、 62年にデビューする ビーチボーイズの初期は典型的に、車やバイクのことをうたったものが多いですからね。 チキンレースみたいのしたり、別にやることもないが、金曜日の夜に、街を流す、、、、 そういえば、私も夜な夜な別にやることもないので、横浜駅の辺りをフラフラしていたのものです、金もないし、フラフラするだけ、、、、 よくタムロする アメリカンな感じの店、、、、、おねーちゃんがローラースケートでハンバーガー運んできてくれる、、、すげぇ~な、このアイディア、、、今考えると、、、 映画では、地元に残るもの、大学への進学を悩むもの、、、、大人になりたくない、 そんな若者の気持ちをよく映画はよく表現しています。 ちょうど時代背景的にも、若者が続々と外へ飛び出していく自由がアメリカでも確立していくときだったのでしょうね。 さて、俳優を見ていってみましょうか・・・・ 主役格の リチャード・ドレイファスカート・ヘンダーソン役 僕は登場人物の中で一番好きかな? この後ジョーズでも有名になりますし、今では有名な俳優さんですね。 奨学金を手にして、大学に行く、まぁー、普通なタイプ ノスタルジーを感じさせる キーポイントな役柄です。 写真の 場面も非常に映画のキーとなってくる部分です。ダウンタウンを女友達の車に乗って流していると横を通った車の中の金髪美女が、、、何か彼にいった、、、、、 そして彼はそれが忘れられなく、ラジオ局に、、、、そしてウルフマンのイカス対応、、、、 最後のシーンなど最高ですね、、、、 いろいろと思い起こすカート、、、、新しい世界がはじまる! 自分自身のその時々の人生の曲がり角を、しんみりと思い出さずをえません。 いい終わり方だ、、、、 ロン・ハワードスティーブ・ボランダー役 今ではオスカー監督! そんな彼もこれに出ていますね。 役どころとしては、典型的な優等生タイプを演じています。いいねぇ~、このさわやかっぷり、、、 彼も大学進学を目指す彼、、、、住み慣れた地元を離れるのは、寂しすぎる、、、彼女のローリーとの関係も、でも、彼は新しい挑戦に前向きだった、、、、、まぁー、後は映画観て下さい。 でたぁ~~~、いい味キャラ!ダメダメ君 チャーリー・マーティン・スミス テリー・フィールズ役 最高ですね!いい味だしてます。 皆実際に撮影のときはティーンネイジャーだったようで、いろいろ撮影時に失敗もあったみたい、、、 メイキングでも、かなりいろいろと裏話をしてくれていますが、べスパで突っ込んでしまう場面も、アクシデントから生まれたようです、チャーリーは、『ルーカスは失敗を待っているようだった』 と言っていますが、臨場感が最優先されたのでしょうね。私はそういうの大好きですね、 やっぱ、こういうキャラが映画にいい味を添えますね。 そういう彼は、脇役系ですごく光るわけで、、、、、 私の大好きな映画、こちらも名作中の名作 アンタッチャブルでも、ケビン コスナーを支える脇役でいい味だしてます。記憶が定かでない方に、以下、、、、 大人ぶろうと、一生懸命背伸びするティーンネイジャー、やっとナンパ成功して車に乗せたオネーチャンにもしどろもどろ、、、、、若いっていいねぇ~ ハリソン・フォード氏、、、、 この後スターウォーズ、インディ・ジョーンズなど大爆発する彼もまだまだ貸し出し、 私はこの前に コッポラ氏が監督した、こちらも私の好きなジーン・ハックマン主演の映画 THE CONVERSATION (盗聴)の ちょい役で出ていたのしか、これ以前は知りませんが、、、ルーカス、コッポララインにやはりこの頃から乗っていたわけですね。 余談ですが、、、 知らなかったぁ~~~~~ 映画で使用されている車は、、、、なんとあのカルト映画 『TWO LANE BLACK TOP』 で使用された車を使っていたらしい!!マニアックなネタですが、、、この映画、、、60年代 北米かぶれ野郎は観ておきたい映画、、、、、万人受けはしないので注意、 なんつったって、私の大好きな James Taylor 主演ですから、 おっと!ビーチボーイズの デニス・ウィルソンも出てますぞ、、、、 しかし、久しぶりに観て、本当に作り、そして映画作りの裏にはる背景、脚本、時代設定、音楽、誰もが感じるノスタルジック、、、 いい映画だ、、、、 いい映画は、何回観てもいいし、その時の自分でまた見方が変わってくる。 また2年後くらいに観ようかな? 今後はどう感じるかな?
by motoyama_naoto
| 2012-05-02 14:25
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