カテゴリ
全体 カナダでのこと アウトドア報告 YUKON日誌 名盤博物館 Music 名作博物館 Movie Guitar & Banjo 写真(カメラ) 自然と人間 極北の常識 北米かぶれへの道 日本と北米 未分類 外部リンク
Twitter
以前の記事
2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
いや~、ついに実現した。ずっと滑りたいなぁ~と思っていたフェイスの滑走。 初めてYUKONに来て夏にハイキングして依頼、気になっていたフェイス。 ユーコンでは、バックカントリースキーのガイドブックとかないので、情報収集など大変です。 1年目は忙しすぎて、遊ぶ時間などあるわけないじゃん、って感じで過ぎ、、、 2年目にいろいろとバックカントリースキー系のコミュニティの人と交流ができ 3年目にして実現・・・・ タイミング的にも、初めにすべるのは、ちょっと雪が安定した春にしたいところで、まぁー、いい雪を滑るなら他にも場所があるので、6月を狙っていました。 いろいろな人に話を聞いても、初めは、『滑れんのあそこ?』 って感じのレスポンスが多く。 何言ってんだ、こいつ、と思われていたようですが、、、、 そのうち、『おおぉー、夏ならいけるだろうね。急斜面だけど・・・』とか、 『あいつが滑りたいと言っていたから話してみれば?』 とどうやら、気にしている人が他にもいる様子がわかってきました。 そして、最終的に行き付いたのは、先日、結婚式に参加したライアン君、、、、、 ずっとバードコア・マッシャーだと思っていたのですが、彼に聞くと、『おおぉ~、6月の俺の定番スキーだよ』 と少し情報が入ってきました。 人が滑ったことはあるんですね。 最大で40度~45度程度ということ。 標高差は1000m程度ですが、核心部の除くと斜度はたいしたことはないです。 前夜、結婚式で、しこたま飲んで、明日はスキーだし、初めてのところだから、ほどほどにしないと思いつつ、、、寝たのは1時半くらい、、、、寝る前に1リットルくらい水をカブ飲みして、新陳代謝効果に期待しました。 目覚めると、結構、すっきり!重~い二日酔い感はなく、爽やかでした。 しかし、気になるのは、どんより曇りと風・・・・・ 一応、フロントレンジと言えども、アルパインエリアにでるし、中級程度のスクランビリングで手を使って支える場所が数箇所、露出度が高い場所もあり、あまりの強風だと、板を担いで昇るので、尾根はちょっときになるところ、、、、そして、気温が低いと雪が緩まない、、、、カチカチを滑らないといけない・・・・私はテレマークで急斜面のカチカチは避けたいところ、、、などが頭をよぎりましたが、、、、、 いつも、山では、よっぽどひどくない限り、行ってみないとわからない! はい!目指すはこのお山、 頂上からシュートってほどの斜度ではないですが、まぁ~、雪のあるところを滑ろうというもの。 あらかじめ以前から撮った写真で研究はしていましたが、天気と風が最高に良くはないし、今日は偵察で終わってもいいや!くらいの気持で望みました。 登山口に着くと、強まる風、、、、、しかし、天気は一応、回復の予報であり、微妙に青空も見える感じ。 メンバーは、カナダ人クリスとオーストリア人のべレナ。 クリスはスキーは問題なく滑れますが、山の経験が多くあります。 べレナは、山の経験は多くないが、滑りは、オーストリアのスキー場近くで育ったので、一級品です。 この時点では、まさにうまく頂上まで行けて、滑走までできるとは想像もつかない天気でしたが、意外なものです。やはり、行ってみないとわからない。もちろん、明らかに危険は場合は別ですが、、、 滑ったラインはこれ 赤が滑ったラインで、青が雪がなくて歩いた部分です。 詳細は以下にします。 しかし、乗ってこない天気と風、、、、 まぁー、行けるだけ行こう!と皆で納得し、出発、、、、、 さすがに皆体力は遊んでいてあるので、(二人とも26歳ですよ、若いから!)ガンガン標高をあげれました。私もおじさんながら、先週などは、週6日運動しいる絶好調の体の状態なので、若者に負ける気もしませんでした。 時より吹く突風で、ちょっとぶっ飛ばされそうになる感じ、小さな体のべレナは大変そうでしたが、さすがアウトドアガールしっかり着いてきてました。 これ以上風が強くなるようであれば、撤退という感じでしたが、なんだかんだ天気が良くなってきたり、ときより突風が吹いたりという感じ、、、、、 スノーボードの人がいたら、風を受ける面積が多いので明らかに撤退だったでしょうね。 尾根に出ると、さみーのなんのって・・・・おいおい雪降ってるよ。 風がコンスタントに吹いていました。が、、、、まぁー、撤退というほどの風ではなかったです。 でも、さみーよ。夏じゃないの?ユーコン・・・・ 頂上からは、晴天だと遠めにどでかい4000mクラスの山々が見えるのですが、今日は、曇り・・・&強風。 しかしそれでも、湖など見事な眺め!やっぱ高いところはいいねぇ~ うまく風よけを探して、昼食、、、、、 やっぱ日本食でしょ!貴重なアルファ米を今日は使用、、、、(お客さんが置いていってくれた、感謝) なんだ、かんだ、言って、ここまで来た! 状況もそんなに悪くなく、いけそうな感じ、、、、はっきり言って、またなが~い尾根を板を担いで降りるより、スキーで降りた方がはるかに安全で早いということで意見一致。 雪の状態もチェックしましたが、微妙にクラストしてて、滑りは楽しくなさそう、特にテレマークは、きつそうでしたが、一番標高の高いクラストのひどそうな場所でも、キックステップでブーツがしっかり食い込む程度だったので、最悪はクライムダウンしてもいいなと思い、滑走を決行! キャサリンレイクに向かって滑るのはなかなかいいものです。 私は、どちらかというと、ガリガリの雪とのテレマーク・ターンでの格闘と、絶対転べない核心部での滑走で風景を楽しんでいるゆとりなかったですが、、、、 今回の失態、、、、なぜか、、、ヘルメットを持ってこなかった、、、、 ん~、朝の天気からして、上まで来れると思っていなかったのかな?甘かったな・・・・ 間違いなくヘルメットはあった方がよかったですね。 ということで、絶対に転倒は許されませんし、スピード出すのも避けたほうがいい感じ、安全第一ですな。 核心部は、おそらく40度~45度なので、まぁー、滑れないことはないですね。 最近のカナダのスキー場では、これしきは常識ですからね、 しかし、ユーコンのスキー場は、、、、、そんな斜度のところがないファミリースキー場。 普通のATスキーだったら、まったく急斜面も問題ないですが、テレマークで、悪い雪質、さらに久々の急斜面ということで、ちょっと緊張しました。 が、実際滑り出すと下部に近づくにつれ雪質もやわらかくなり、意外と問題なく滑れました。 なんだ~、いけるじゃんって感じ。もちろんヘルメットなしだったので、ゆっくりとしっかりとショートターンしましたが、楽しかったです。 はっきり言って雪質は、全然よくないし、石はゴロゴロで、板は傷つくし、なんでこんなことするのって感じですが、やっぱアドベンチャーでしょうね! 特に今回は、一人の友人が滑ったことあるよ、という情報しかなかったので、計画して、実行するという一つの山遊びとして充実感がありました。 何もないところから、計画して実行はやはりユーコンならではの楽しさでしょう。 もちろん安全第一ですが、また新しい場所を開拓したいですね。 ここは春スキーの定番になりそうです。 来年は、もう少し早めに来たほうが良さそうだな。 晴天の日に、快適ザラメスキー楽しみたいですね。 疲れた一日でした。
by motoyama_naoto
| 2010-06-15 11:24
| アウトドア報告
|
ファン申請 |
||