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マウンテンバイクもスタートしたということは、ハイキングも大丈夫かな~?と思って、週末にクルアニ国立公園にくりだしました。 本当は、スキーに行こうと思っておりましたが、急にパートナーが、カヤックに行くと言い出して、予定をドタキャンしたので、『なんだよ~』 と少し思いましたが、、、、待てよ、雪も腐り始めているし、クルアニに行くって友人がいたので、一緒にいくことにしました。 残雪量に不安はありましたが、先日クルアニに行った友人が行けるということなので、水が入りにくいウィンターマウテアニアリング・ブーツで、がっちり武装して行ってきました。 ちょっと様子をみたいトレイルもあったし、まぁー、いい機会かな?と思いましてね。 結果、もうハイキングできます。素晴らしい好天に恵まれ、基本も20度をちょっと切ったくらいのちょうどいい気温でした。 いきなり、高速からバイソンのお出まし!まぁー、こいつらは冬でも、ウロウロしてますが、暖かい陽気に誘われて、草を食べてました。しかしあのでかい体をよく草ばかり食っていて維持できるなぁ~。 この日は本当に色々な動物を見ました、いかに太陽が生き物に大きな影響を与えるか!ここ極北にいると痛感します。そういう私も、土曜日は、朝5時起きでスキー、16時に帰宅し、MTB乗りに2時間ほど、そして友人とディナー、、、帰ってくるのは23時、、、ん~、明らかに極北の夏にユーコン人に現れる症候群、家にいられない症候群です。あまりにも天気がいいし、23時にならないと暗くならないので、とても活動的になります。 この他にも、白頭鷲、白鳥、ムース、狼、コヨーテ、なども見かけました。 そして、ハイキングを開始して歩き始めると、冬の終わりを告げる、もっとのにもっともふさわしい物を発見。 きた~、グリズリーの足跡、そんなにフレッシュではないですが、結構、何回も見ましたので、明らかにはいかいしまわってます。これは、恐らく1週間ほど前のものですね。このエリアはものすごくグリズリーが多いエリアですが、やはり最低、足跡は見かけました。冬眠から彼らがあけたというのは、本当に春の知らせです。 その姿は写真に収められませんでしたが、ウッドペッカーがついさっきまで、つついていた自分のおうち、、 こちらは、ものすごく動きの遅いポーキュパイン君、そっと後を追うと木に登って逃げているつもりですが、おせぇ~!背中を向けて、攻撃されても、自分を守るハリがあるので大丈夫なのですね~。犬を一緒に連れて歩いていると、よくユーコンで起こることは、犬がポーキュパインに向けて、興味本位で近づくと、もう大変!犬はワンワン吠えて、ホーキュパインを面白半分追いかけますが、顔はもうハリだらけ、私も去年、違う場所を友人とハイキングしていて、この経験があります。もう見ていられません。キャインキャイン言って、ハリだらけですから、、、、、お馬鹿ですね~、犬は、、、、ハイキングを中止して、一個一個友人とハリを犬の顔から抜きましたが、見ているだけで、『痛い!』ひどいときは、目にまでささるそうです。この時も唇、口の中までハリがささっていて、血がポタポタしたたるし、かわいそうでしたが、これも、自然の摂理、動きが遅く、天敵が多い動物は、とてつもない長い時間をかけて、こういう自分自身を守るシステムを構築するわけですね。偉大なるマザーネーチャー、ユーコンなどで生活していると、生き物が必要で、長い時間かけてそうなっていること!をよく見かけます。そして考えさせられるのは、『我々、人間は????』 ということですね。 こちらでは、ワックス・ウィングというキレンジャクも見かけました。春ですの~。 すべてが動き出す春、長く、厳しい冬があるユーコンのようなエリアでは、本当に躍動感あふれる生き物達をこの季節から見かけます。そして、本当に春なんだな~と痛感するのですね。 もちろん春一番のお花、クロッカスのいっぱい咲いております。 これは、秋には、美しい黄色の葉で、私達を楽しませてくれるポプラの新芽! やっと出てきました。これからグングン加速してあっと言う間にその巣晴らしい新緑を楽しませてくれることでしょう。私も大好きな、アスペンとポプラの新緑のトンネルのハイキング!もう少しです。 ハイキングの方はというと、、、、初めは快調だったのですが、はい!まず渡渉、、、、まぁー、これがユーコンですよ。橋とかないので、ハイキングと言っても、この程度の渡渉などは出てきます。私は、ゲーター(スパッツ)とウィンターマウテニアリングブーツで切り抜けました。いい道具があるといいですね!春先でこの程度なのですが、夏になるともう少し増えるのはないでしょうか? この手の渡渉で、気をつけたいのが、午前中に通過するということですね。午後になると気温があがり、渡れないことが多々あります。この日は同じところを引き返す予定でしたが、まぁ~、皆、そこそこ経験のある人達だったし、最悪どうにかあるだろうという程度だったので、そのまま続行!渡渉は腰まで来ると、かなり怖いですね~、この日は帰りも膝下くらいだったので、問題なしですが、明らかに帰りの方が水量が多くなってました。まー、当たり前ですね。 結局、最後は、こんなどうしようもない水溜まりに阻まれ、予定変更!違う山に行くことにしました。臨機応変ですね。これも、山では、重要なこと! ユーコンらしい、広大な風景!手前に見える河は氷河に直結してます。すでにとけていました。そして奥には、氷河を抱く山、こんな感じで、ロッキーとは違い、まだ氷河に削られる前のどかーーーんとでかい山が多いのもユーコンの特徴ですね。あの山の奥は、南極・北極を除いて、世界で最大の氷河・氷原地域があります。それはそれは大きいなんてもんじゃないですよ。ロッキーにいたときも氷原の大きさにびっくりしましたが、それをしのぐ大きさですからね。はっきり言って、その先端まで行くのにも大変です。2日くらいはかかるかなぁ~、 久々の土の上を歩くハイキング、スキーシーズンも終わりに近づき、生き物の躍動感を肌で感じる季節です。そして単純野郎の私も明らかに活動的になってます。
by motoyama_naoto
| 2009-05-05 15:01
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