カテゴリ
全体 カナダでのこと アウトドア報告 YUKON日誌 名盤博物館 Music 名作博物館 Movie Guitar & Banjo 写真(カメラ) 自然と人間 極北の常識 北米かぶれへの道 日本と北米 未分類 外部リンク
Twitter
以前の記事
2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
60年代好きとしては、絶対にかかせないのが、ベトナム戦争ものの映画!いろいろありますが、私もそれなりに観ているのですが、今日は、こいつをご紹介と小言・・・ 先日また何回目かわかりませんが、また観ました。人間の記憶なんてたいしたことなく、まったく覚えていない場面もありました。(毎度のことですが) ●題名:DEER HUMTER ●公開年:1978年 ●監督:マイケル・チミノ ●主演:ロバート・デ・ニーロ ●出演:クリストファー・ウォーケン メリル・ストリープ ジョン・カザール ストーリーは ペンシルバニア洲クレアトンは四方をアレゲニ-山脈に囲まれた鉄鋼業の町で、(ってペンシルバニアの周りに映画に出てくるような、山はねーぞ!あれはおそらく、コーストの山々、氷河がある山はないはずでっせ、チミノさん)この土地の製鋼所に勤める5人の仲間、マイケル、ニック、スチーブン、スタン、そしてアクセルは、仕事を離れても大の仲良しなのですが、その中のマイケル(デ・ニーロ)、ニック(ウォーケン)、スティーブはベトナム戦争へ行くことになり、その後、3人は偶然にもベトナムの戦場で再会を果たすが、捕虜になってしまい、ベトナム兵のロシアンルーレットでの賭け遊びの対象とされ、なんとか逃げて、最後は・・・・ ってな感じですが、 いろいろ小言がこの映画にはありますが、何から行こうか???? まず、ベトナム戦争ということから行きましょうか! 私の意見としては、初めてメディアが戦争のそのすべてを報道した戦争ということで、非常に重要だと思います。 もちろん戦争には第一次、第二次、その他、朝鮮、そのもっと前から、いろいろありますが、やはりベトナム以前は、報道が真実を伝え切れていない部分は多きかったと思います。もちろん、資本主義だー、社会主義だー、右だー、左だー、とかいろいろあり、情報がかたよっていた、もしくは操作されていた、また技術的にオンエアの放送が難しかったなどの理由があるとは思うのですが、とにかく、これが、『反戦運動』に直接つながったと言えると思います。 そして、それが見事にアメリカの60年代という激動の時代に起こることによって戦争とはなんぞや、ましてや、自国のことではないことに足を突っ込む戦争とは???という今までに類を見ない反戦運動が起こったのでは?と思っております。そういう意味でこのベトナム戦争は私には興味深いですね、、、、、 他にも、プラトーン(やっぱオリバーストーンが実際にベトナム経験者というのは大きいですね)、フルメタル・ジャケット、地獄の黙示録、などなど名作は多いですね。明らかに反戦と生々しいほどの戦争の恐ろしさを伝える映画が多いのも特徴です。 この映画は俳優も素晴らしい!まずは デ・ニーロ (この写真のジャケットは、間違いなくシェラ・デザインの60/40でしょうね、く~る!私も買っちゃいました、) まー、僕も大好きな俳優ですが、随所に名演を見せてくれてます。 なかでも、私は、ベトコンにつかまって捕虜になって、ロシアンルーレット(この映画ではこのロシアンルーレットが非常にキーになってくるのですが)の場面で、切れるところが大好き、『you,,,God daaammmnnn,,,, mother,,,,fuc○○○r yooooouuu gonna die,you gonna die,,,』 はタクシードライバー 『You taking to me?? I am the only one !?』に匹敵するとも思われる名場面ですね。 そして、絶対に欠かせないのが、 クリストファー・ウォーケン もう最高な、演技をここでは見せております。ナイーブな感じのアメリカの田舎の青年は見事です!最後のシーンでも、演技は見事!あまり言うとネタばれなので、この辺にしておきますが、 見事アカデミー助演男優をウォーケンはこれで受賞しておりますが、受賞も納得! みなみに、作品賞、音響、編集賞も受賞しておりますね。 さらに、ご存知名優、メリル・ストリープもウォーケンのフィアンセ役で若い田舎のアメリカの魅力的な女性を演じております。この人は安定感ありますね。 個人的に好きなのは、 ジョン・カザール あまり語られることはない人ですが、僕は好きです。 デ・ニーロともいろいろな映画で競演しておりますが、、、、、 え、、、、知らない人だって、いえいえ、必ずスクリーンで見たことのある人です、 この人ですよー そう!ゴッド・ファーザーのマイケルのおにーちゃん役の 『フレド』 と言えばご存知の方も多いはず、僕の中では、2大へなちょこ役俳優というのがいて、もう一人はダスティン・ホフマンなのですが、ダメダメ・ヘナチョコ系はこの2人にはかないませんよ、、、、 はっきり言って、同じタイプのキャラしか演じているところを観たことがないですが、それもそのはず、この映画のちょっと後、1978年にはなくなっております。なんと知らなかったのですが、ストリープとの結婚が決まっていたとき、、、、なんたる悲劇よ、、、 この痩せ具合、、、、ハゲ具合、まなざし、、、よわっちーーー、僕はこういう俳優さんも好きなんですね、一つのタイプしか演じられないが、それをやらせたら天下一品というタイプ、カザールもいいですね、、、、 ゴッドファーザーでの、ダメダメぶりもいいです、特に、ベガスをマイケルより任せられて、やすっぽいチンピラみたいな井出達は最高! 監督のチミノもこの後を期待されましたが、『天国の扉』では大失敗、まー、これが、一番いい作品なのかな? 実際にこうやって、自分が北米の田舎に住んでみると、この映画の似たいような感じなので、よ~く状況がわかります。 これが、仲良し5人組み、 ・ハンティングが楽しみなこと・・・YUKONもハンティングを趣味とする人が多いですが、まー、要は、そんなにやることが東京みたいに多くないわけですね、、、と言っても、アウトドア好きなら最高ですが、 ・田舎のスーパーに勤めるストリープ、製鉄所に努める幼馴染の5人達・・・・実際には、あまり仕事がなく、皆、でかーーい、同じ鉄橋所で働いたり、町に必ず一箇所はあるスーパーの店員さんのような仕事している ・酒飲む事が非常に重要な遊び・・・・まー、田舎ですから、、、、私はそんなに飲みませんが、 ・こういう映画に出てくる俳優とかが着ている服とかにあこがれたものですが、今となっては、なぜ彼らがそういう服を着ているか、よ~くわかりました。それしか売ってないからです!田舎なんです! こんな情景が、よ~く理解できますね、、、、以前は、なんかあこがれの北米みたいな感じでしたが、実情もよ~くわかります。 しかし、この映画は、一件そんなにベトナム戦争を批判しているようには感じませんが、私は批判していると感じますね、戦争が人間を凶器においつめてします。 しかし、デ・ニーロは、労働着姿もここではかっこいいし、軍服もかっこいい! まー、この映画も一生付き合っていくことでしょう、
by motoyama_naoto
| 2008-10-02 12:54
| 名作博物館 Movie
|
ファン申請 |
||