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このアルバム、そしてこの人を語らずして、なるものか、今回は、JACKSON BROWNEの名作中の名作、泣けるアルバム『Late For The Sky』のご紹介と小言を、、、、、 くぅ~!このジャケット、シェービーと青空、、、、、しびれますね。まー、いいか気を取り直し基本情報 ●アーティスト名:Jackson Browne(Jame Brownじゃないです、それはゲロッパです。亡くなってしまいましたけどね、よく混同する人がいますが、大きな違いがありますので、ご注意を) ●アルバム名:Late For The Sky(未だに、どういうのが、正しい日本語訳なのか難しいね、このニュアンス) ●発売年;1974年 この辺の年代のアルバムはいいのが本当に多いっすね ●レーベル:アサイラム(もうこの会社は、いいのばっかり、見つけたら買いですね) ●重要参加人物;David Lindley(この人とのコンビなくしては、このアルバムは後世まで語り継がれなかったでしょう) ●ジャンル;SSW、ウェストコーストロック SSW、ウェストコーストロックの大定番!です。一家に一枚なアルバムですね。 特に印象深いのは、ジャクソンの歌詞、、、、、、、僕にとって、北米のイメージは楽観的で開放的、深いことは考えない、みたいなイメージがありますが、この人は違う、、、、、『アメリカ人でこんな思慮深い人がいるんだー』って、思わされました。誰もが、直面する人生での苦悩・喜びをここまで表現している人はいないでしょう!泣けますよ。 ちなみに、一曲目のLate For The Skyは、あのタクシー・ドライバーの映画でも使用されてますね、デ・ニーロがテレビを足で押して壊すシーンで、そのテレビに映っているカップルが踊っている曲は、この曲ですね。スコセッシはどういう意図で選曲したのかは、僕はわからないのですが、どのたか逸話ご存知ですかね~? このアルバムはそんな彼の3作目、、、、だいたいこの手のアーティストはファーストアルバムがいいってことがありますが、この初々しさと経験が程よいバランスをかもし出す3作目は恐らく彼の最高傑作でしょう。 ドイツ生まれの西海岸育ちですが、いわゆる西海岸的な軽いノリってのは、この人に関してはあまり強くないですね、、、、しかし、特に初期作は、音がシンプルでいわゆるウェストコースト系の音になってます。しかし、James Taylorといい、この人といい、激動の60年代が終わり、こうやって超個人的なことを歌うSSWが出現してきたのは、アメリカ社会の必然だったのでしょうか? 合わせてこの人、かっこよすぎるよ!この爽やかさは、ちょっと反則ですね。 いちころですよ、いちころ、、、、僕が女だったら、、、、 さて、音ですが、この哀愁漂うアルバムをさらに効果的にしているのが、David Lindleyです。はっきり言って、見た目きたねーおっさん(日本では、一部のマニアでは『化け物』って呼ばれてます、変な柄のシャツとかよく着てますし、ちょっとへんちくりんな感じ)、ですが、弦楽器はうまい、、、、ギターはもちろん、ラップスティール、ハンマーダルシマー、マンドリン、フィドル、バンジョー、弦楽器はなんでも来いってオヤジです。元々カレイドスコープっていうグループでやってましたがね、、、、僕はあのライ・クーダーとリンドレーのツアーを日本で観たことがありますが、かっこよかった! で、これがジャクソンとリンドレーさん、 僕は個人的には、彼のラップスティール系がジャクソンの歌とのコンビでは、好きですかねー、Father Onの出だしは最高ですね、 ジャクソンの歌と音は非常にシンプルで、基本的にジャクソンがギターもしくはピアノを弾くことが多いですが、そこにこのリンドレーの味付けが、たまらなく哀愁感を高めます。この前の2作目より、リンドレーがジャクソンのアルバムに参加してますが、この3作目でこのコンビは最高潮を迎えたと言っていいでしょうね。 もちろん、他にもいいアルバムはあります。特に初期作は、どれも捨てがたい魅力です。 かっこいい、このアルバム!レコードで部屋によく飾ったものです。これがファーストアルバムで1972年のものですね。楽曲が素晴らしく、多くのアーティストにカバーされた曲を含みます。個人的には『Looking into You 』、『My Opening Farewell』が好きですかね。しかし、この両者の題名ジャクソンらしい題名の付け方ですね。特にこのファーストは歌詞が素晴らしい曲が多いですね。 うんちくたれると・・・・・・ 『Looking at You 』 ではなくて、『Looking into You 』 『My Opening Farewell』 であって、Biginingとか、Startingとかでもない、openって言葉を使うあたり、にくいっすねー、寂しい別れの歌ですが、彼女に今後人生はお互い違う方向に進むけど、前抜きにってのが、このOPENって言葉を使うことによって、強調されてますねー、これはもう日本語訳ってのは、なかなか難しいところありますね。 これがセカンドです。1973年発売、このアルバムからリンドレーおじさんが参加してきますが、一気に音の世界が広がる感じが、やはりありますね。このアルバムにも多くのカバーを生んだ名作が多いですが、中でもイーグルスが大ヒット?させたウェストコーストロックの名曲中の名曲『Take It Easy 』を含むアルバムです。これはジャクソンが途中まで仕上げて、『もういいや』ってなっていたところ、イーグルスのグレン・フライが完成させたらしいです。まー、彼らの抜けるようなハーモニーは最高ですが、ジャクソンのもジャクソンっぽくていいです。 やはり僕にとって印象的であったのは、Late For The Skyに収録の『Late Show』って曲で、『maybe people only ask How are you doing because it`s easier』ってありまして、、、、、、まー、北米では、知らない人でも合うと『How‘s it going?』『How are you?』ってみんな挨拶かわりに聞くんですが、一見、すごいフレンドリーに感じますが、たいした意味はなく聞いているひとも多く、僕にとっては、アメリカ人でもわかってるやついるんだー、みないな驚きがありましたね、思慮深いですよジャクソンさんは、、、、、 とにかく、この人は、誰もが経験する、苦悩、喜びをジェネラスに表現した素晴らしいアーティストですね、激動の60年代を経験し、新しい70年代が来たアメリカでこんなことを感じる人が多かったのでしょうねー、 まー、この人のこの3作は、一生飽きることなく聞くアルバムになるでしょう。特にLate For The Skyは、永遠の輝きがありますね。
by motoyama_naoto
| 2008-03-06 13:11
| 名盤博物館 Music
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