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行程 2泊ジュノーに滞在し、ホワイトホースへ 4月18日 到着した日にものすごく食いまくり、なんだか思ったよりも疲れはなかった感じ。 ゆっくりと起床おいしいコーヒーをいただき、ジュノーには2回ほど来たことがあって、おいしい朝食があるところを知っていたので、そちらに向かいました。 まず、部屋、相変わらず、すげぇ~、ことになっています。 ベッドメイキングさんは、作業不可能でしょう。ふぉふぉふぉ しかも臭う、、、、、、マンダム、、、、、 部屋にいるとあまり感じませんが、外から戻ってくると、ふ~ん香ばしいね、、、 とっとと汚い部屋を脱出して、朝食 カロリー高めが、このようなツアーの後は基本っすね。(前夜だいぶいただいたのですが、まだまだ) ものすごくゆ~っくり朝食をいただきました。 ジョージがどうしても、アラスカにしか売っていない丈夫な長靴ほしい ということで、いざ買い物プロジェクト 私は上記のように数回ジュノーに来ていたので、 私 『おおぉ~、ジョージ、その長靴ならどこで売っているか知っているよ、』 ジョージ 『ナイス、なおと!早速行こう』 と、あるはずの店に来たら、跡形もない、、、、、2年前のことですが、 私 『ふ~む、どうやら、モールもろともなくなったようだな、、、、、』 ということで、車のない我々は、いろいろな人に聞きつつ、店をあたりましたが、どうもダメな感じ。 ある一軒の店で、とうとう有力な情報をもらいました。 店主 『あんたら、嫌に日焼けしているね、氷河からでも来たのかい?』 クリス 『いやぁ~、実はそうだんだよね、アトリンからスキーで来たんだ。』 店主 『マジかい? そりゃぁ~、大変だったろうね、、、、、』 ジョージ 『で、どうしても、ある長靴がほしいだけど、どこで売っているか、知ってます?』 店主 『そうだな、そりゃ、うちでは、扱ってねぇ~んだよ、地図あるかい?』 ジョージ 『はい、地図ならありまよ、場所教えてもらえますか?』 店主 『ここが、第一候補だ、で、これが第二候補、ここもあるかもしれないよ、』 な~んて、行った後に 店主 『そうか、お前ら車ないのか?・・・・・・まぁー、でもバスがあるから、バスでいけるはずだよ』 ジョージ 『そうっすね、車ないんすよ、ところでこのバスって何分に一本くらいあります?』 店主 『そうね、30分おきに1本はあるはずだよ、そうね、、、、30分くらいだったと思うよ』 その後も何気ない会話が続いて、 さらに何回も質問するジョージ ジョージ 『バス、何分に1本でしたっけ?』 店主 『30分、そうそう、30分ね、、、』 ここからが、とてつもなくクール、 店主 『お前ら免許あるか?』 ジョージ 『はい、ありますが、、、?』 店主は自分のズボンのポッケに手を突っ込み、、、、、 ポ~ンと鍵をテーブルに投げると 店主 『使えよ!運転はできんだろ、、、、、』 ファ△□キン クール! このオヤジ ビビル ジョージ、 ありがたく好意にあまえ、一時的にオッサンの車を借りていざ買い物にでました。 しかし、クール!北米の田舎町には、まだこういう良さが残っています。 本当にハートウォーミングな感じ、、、、 少し会話はしたとして、自分の車、身も知らぬカナダ人(一人は日本人)に貸すかね?? クールだよ、おっさん! こういう、最悪のことばかり考えないでいい、人を信用できる環境は本当に素晴らしいですね。 ジョージは長靴をゲット! (長靴にくせに1万以上しますがね、、、、) そして、車は無事に返却 おっさんと、がっちり握手するジョージ! しぇいしぇい、おっさん! ホワイトホースに来ることがあったら言ってくれ! おっさんに車を戻す途中、私達が昨日、敗退したと思われるポイントが高速からみえました。 赤丸が、私達が敗退したと思われるポイント、、、 ちかぁ~い、じゃ~ん、すぐそこじゃん、って感じなのです、、、、 まぁー、判断は正解だったと思いますが、、、、、、、 車中で落胆するジョージ、、、、、 悪いね、ジョージ、、、、 夜は、パブに繰り出し、ビールをかっくらいました。 と言っても、夜遅くまでおきているわけには行かず、、、、 なんと翌日は、朝の1時にはおきて、フェリーでスカグウェイという町まで行かないといけないのですね。 小さな飛行機もあるのですが、我々の装備がそんな小さな飛行機に乗るわけもなく、選択肢はおのずとフェリーということになりました。 そうそう、またまたクールな話としては、 ジュノーには、小包を送付していました。 こういう旅では、最後に着替える綺麗な服など持参できる余裕などあるわけがなく、スタート地点と違うところで旅を終えるので、スタート地点に置いておくということもできません。 でも、知り合いがいるわけでもないし、一応、国が変りますからね。 で、私は、ジュノーのアウトドアストアに電話して、小包を送るから受け取ってほしい、アトリンからジュノーのスキートラバースをするから、そのために綺麗な下着とTシャツ、靴などを送りたかったのですが、 なんとも、こちらもクールで、 『いいよ、送ってよ。着いたら、保管しておくよ。いいねアトリン→ジュノー、いい天気になるといいね。』 と快く受けてくれました。 クールね、、、、誰とも知らぬカナダからの日本人の電話に快く受けてくれる。 またそうですが、人を疑わなくてもいい環境、、、、ありがたいし、本来はすべての場所でこうあるべきなのでしょうね。 さらに、ジュノーに到着するのが、お店が休みだと最終日に気づいた私達は、氷河から衛星電話で電話し、なんと、店の目の前にあるホテルに届けてもらうようにお願いしたら、これもやってくれました。 一銭にもならない、こんなお願いにアウトドアショップとしてアウトドア野郎をサポートしようという気持ち、本当にありがたい限りです。 もちろん到着後は、俺に買い物に行き、金を少し落として着ました。 皆、アウトドア野郎が店員ですから、話も相当盛り上がりましたね。 これはフェリーの中、 朝の3時に出発する迷惑なスケジュール、、、、寝るしかないでしょう。 ということで、またスリーピングマットと寝袋に寝る感じ、、、、もういいけど、 ジョージなどは快眠したいらしくデックで寝てました。 私ももちろん寝ましたが、なかなか楽しい航海です。 フィヨルドの中を進んでいくのですが、海からすげぇ~、山々が見れます。 この日も天気が最高で、本当に天気的にはずっと恵まれたトラバースでした。 スカグウェイには友人が迎えに来てくれていて、感謝感謝、 迎えにくるっていっても、東京→長野くらいの距離は軽くありますからね、 スカグウェイでののんびりして カナダに再入国して、 無事にホワイトホースに到着 いやぁ~、びびって、ヘリアウトしたが、いいトラバースでした。 よくいただく質問 『クリス と ジョージ とはまだ友達?』 私達は本当にコミュニケーション的には問題がありませんでした。 ジョージが半分日本人なのも大きかったでしょう。それを加味すると、カナダ VS 日本 でちょうど半分のような感じですからね。 以下、感じたこと。 ●スレッド(ソリを使う旅はあまりしたくない) ・特に峠越え、まぁー、30度以上の斜度のトリッキーな斜面は相当苦戦しますね。 ・最悪の場合に常に自分で担いで行動できる、やはり身軽さがない ・まぁー、私は平地はあまり興味がないので、スレッドはもういいな、、、 ●次回やるとしたら ・ペラペラなマジックカーペットみたいなのを平らなところはひっぱって、斜度があるところは担げるようにする ●食料多すぎ、、、、 ・と言っても、この手の湾岸氷原はスタックする場合は軽く数日以上スタックするので、非常に難しいところ、食料計画はいつも難しいですね。 ●やはりトラバースはトラバース ・途中でのんびりベースキャンプ作って、スキーとかいう気分にはならず、やはり滑りに行くときは滑りに徹した方がいいですね、もしくは行程に楽しい下りがあるというのはいいでしょう、(スレッドあると面白くないけど) よかったこと ●コミュニケーション ・コミュニケーションが問題になる可能性が大なのはわかっていたので、問題があれば、常に話合うようにしていた、どんな些細なことでも、我慢しているとどんどん積もって、遂にはどかーんと来ますからね。 ●テレマークスキー ・明らかに急な斜面が少ないトラバースでは、楽!履いていて楽です。いくらATブーツが多少やわらかいといってもテレマークの心地よさにはかないませんね。 かな、、、、 いずれにしても、こういうのをやると 友情はより強くなりますし、トラバース中に勉強になることは人間としてかなりあります。 こういったアクティビティなどをやることによって、そういうことを感じ、成長していくのでしょうね。 つまり何かを企画して、実行する ということが大切なのでしょう。 もちろん、大自然の中で過ごした日々はとても素晴らしいものでした。 ギター持っていってよかった。 次はいつこの手の遊びできるかなぁ~
by motoyama_naoto
| 2011-07-14 14:51
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