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久々に見ました。しかし今は便利な時代になったもので、いろんなものがネットで簡単に検索できて、アーティストの動画なんてのも簡単にYou Tubeとかで見つけられますからね。 本日は、御大ディランのドキュメンタリー映画のご紹介 私がこの映画を初めてみたのは、、、、たしか高校性くらいだったように記憶してますが、当時は、動くディランを見ただけで感動した記憶があります。 今では、音楽も、映画も本も探すのが簡単になりましたね。 私よりも数世代上の方々のもっと前の60年代とか70年代とかのこの手の情報を手に入れる努力と言ったら並のものではなかったでしょう。 さて、今ではディラン映画もNo Direction Homeとか色々出回っていますが、私が高校の時くらいでも、代表的なものはこれくらいだったように記憶してます。 タイトル:Don`t Look Back 公開年:1967年 監督:D・A・ペネベイカー 出演:ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ 、ドノヴァン 、アラン・プライス 、アレン・ギンズバーグ、ボブ・ニューワース、デロル・アダムス 飛ぶ鳥を落す勢いのこの時のディランの様子が非常に印象的な映画です。 やはり、ディランファン向きの映画といえるでしょう。 私も当時は、どちらかというといわゆる初期のフォーク・ディランが好きだったのですが、時期的には、67年公開ですが、撮影は1965年リリースのBringing It All Back Homeの録音前かと思われます。 もちろん今では、エレクトリック・ディランも大好きですが、この頃はいわゆるフォークの王子ともてはやされたディランさん。 その自信満々の姿と、あまりにもディランを時代を象徴する詩人のように祭り上げる世の中とメディア、様々な印象的なシーンの多い映画です。 今では超有名になった Subterranean Homesick Blues のビデオ、横に映っている汚いおっさんは、当時を代表する詩人アレン・ギンズバーグですね~、しかし当時はこの歌、、、、わかんねぇ~歌詞だらけだったなぁ~ 僕が好きな場面は、 タイムマガジンのインタビューワーとのやりとり、やりこめようとするディラン! 当時まだ非常にわかいはずですが、あ~だ、こ~だとのやりとりが印象的です。 当時はフォークの女王ともてはやされたジョーン・バエズと付き合っていましたから、その様子もこの映画では見ることができます。しかし、バエズの方が数段歌がうまいなぁ~! コンサート前の楽屋的な場所でのシーンも印象的です。 哲学を学ぶ学生とのやりとりが結構楽しいですね。 周囲を取り巻く人々も大物多し! 僕が好きなのは、いつも酔ってる当時アニマルズを脱退したばかりのアラン・プライス。 自暴自棄的にも見えますが、私は、ウルトラ有名曲 アニマルズ 『朝日の当たる家』のアランのソロが最高に好きなので、気になる男です。 もちろん、片手にはお酒・・・・シーンの中でもビールか酒か何か必ず飲んでます。 何よりも印象的なのは、ディランが『もうアニマルズとは一緒にやらないの?』 との直球の質問に『No・・・・・』と寂しげに答えるアラン、、、、そしてクローズショット。 当時は、相当イギリスでは(おっと、そもそもこの映画はディランのイギリス訪問、ライブを中心に収めたものなのですね)、ドノバンと比べられていたようで、今では、名前の売れ方が全然違うので、びっくりですが、ディラン本人も相当意識している様子が多くシーンに含まれて下ります。 後は、ビルの数階に位置するホテルかどこかの一室のパーティーで、誰かが物を窓から投げたとかで、ディランが切れるシーンも印象的です。明らかに素の状態ですからね。 スターダムののし上がるディラン、そしてこの後、ディランは世の中の期待(特に生粋のフォーク・ディランファン)とは裏腹に、エレクトリック化していきます。 1965年にはバンドを演奏を取り入れた Bringing It All Back Homeのリリース、 そして、同年には、大ショックをファンに与えた問題作 Highway 61 Revisited をリリースですからね、 その後もどんどんと時代をリードする音、アルバムをリリースしていくディランさん。 スターダムの序曲が納められたこの映画は、ふと時々見たくなる映画です。 もちろん見るたびに新しい発見があります。ディラン映画の中でもお気に入りですね。
by motoyama_naoto
| 2009-10-07 12:46
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