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ん~、よくわからない・・・・こっちでは比較的シンプルな森林の管理が多いですが、日本はよ~くわからない、これを簡単に説明できる人も今までそんなにあったことがない・・・・ 個人的に自然が好きで、北米かぶれで、ソローやジョン・ミューアなども好きで本なども呼んでますし、仕事がら、こちらの国立公園、州立公園、そうでないエリアの森林の管理はある程度理解しているのですが、 わが祖国、日本はどうなのかな? こちらにいると日本はものすごく自然が本来『豊か』であると体感します。 こちらは、色々なことが日本とは正反対で逆にこれだけ正反対だと常に、じゃ~、日本は?と思わされます。 大陸 VS 小さな島国 乾燥 VS 湿気が多い が自然としては両極端な環境ですが、自分が日本にいたときは、ま~たく気付かなかった、この根本的なこと!よその国にいて、さらに私のように自然がある場所に住んでいると体感するのです。 まぁー、ちょっとは調べてみようと、ネットでその手の本を調べてみると、出てくるわ、出てくるわ、もう1円とかの本がごっそり!早速注文してこちらに送ってもらいました。 その中の1冊 タイトル:林野庁解体論 《そのシナリオと森林再生への道》 著者;岡島 成行 出版社:洋泉社 初版:1997年8月 この人の本は、『アメリカの環境保護運動』っていう、岩波から出ている本を読んだことがありましたので、知っていましたが、現在も大妻女子大学で教鞭を振るっているようです。もちろん登山する人です。 本自体は1997年と古いので、自治的な問題も多くからむこの手のことは新しい本を読んだ方がいいのでしょうが、まぁー、1円ですから!高くないでしょ。 いろいろ勉強しようってスタートにはちょうどいいかなって感じです。 元々疑問があったのは、日本の山でもよく見かける看板には 土木事務所?林野庁?国有林?農林水産省?環境省?国立公園? うきぃ~どこがどの管轄をしていて、誰が何かをどう管理しているのか! まったくわかれね~・・・・ まぁー、いろいろ各省庁のホームページなど見てみるとその組織体系は多少はわかるのですが、一つのエリアに対して、あまりにもいろんな省庁がいろんなことで縦割り管理しているので、もう頭こんがらがりますよ。 役所に行ってたらいまわしになる、なんてことをよく聞きますが、これじゃ~、そうなるよな~。 まったく透明感がありませんから。《そんなときいつも、黒澤映画の『生きる』を思い出します》 いつもこの登山道はだれがどうやって管理しているんだろう?????なんて思って山歩きをしていたものです。国立公園内なのに、山小屋のおっちゃんが登山道を管理したりしてますからね。 カナダの山岳エリアはその点、非常にシンプルです。 国立公園は国の管理、国立公園内はすべて国立公園局が管理 州立公園は同じく州の管理 そうでない地域はほとんどの場合州の管理 私も以前は土木・測量などに多少かかわる業界にいたので、災害があったとき、山に道路を通すときなどどのようにお金が流れ、どのように物事を進行していくかはちょっとはわかっていますが、この木の管理に関しては、よくわかんないなぁ~。 ということで、この本を読んでみたいのですが、私は、全然読書が得意ではないタイプ、たいがい寝る前に読むことが多いですが、2ページも読むと、寝てしますこと多し!ああぁ、多し!しかし好きなことになるとやっぱり継続してすらっと読めるものです。 この本もかなりすんなりと読めました。というのも、著者の岡島さんの意見と一致する部分が多く、『そうそう、そうだよ~!』 『だからダメなんだよ~』などと独り言を言いつつ一気に読破できました。 話は ・戦後の林野庁の森林管理(というか、儲けるための政策) ・日本の森林の歴史 ・林野庁の過ち ・日本の森林の再生 という流れですが、 ・山歩きをする著者ならではの視点 ・純粋に自然を愛するものとしての視点 ・アウトドアというものを一つのレクリエーションとしてとらえたときの視点 ・本来豊かである日本の自然の再生を願う純粋に祖国を愛す日本人としての視点 この辺が非常に共感できました。 やはり私もカナダに出てきてはおりますが、いればいるほど、自分は日本人なのだと痛感しますし、飛び出してきた日本のいやなところよりも、文化や歴史面ではいいところがどんどん見えてきます。 やはり祖国日本にはよくなってもらいたいもので、微力ながら今の仕事で、多くの人にそれを気付いてもらえれば、これ幸いですね。 しかし、少しわかったけど、まだ完全にわかんねぇ~、この日本の自然の管理・・・・ 理解するにはまだまだ道は長そうです。。。 しかし、本当にわかりにくいですよ、、、、、、 この辺も新政権がんばってくれ~
by motoyama_naoto
| 2009-09-29 10:18
| 自然と人間
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