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ツモツモツモツモ!メンタンピンサンイッパツツモシキドラドラ! 倍マンだぜ、にーさん!8000 4000ですわ・・・ ん~、いきなり、アウトドアネタから麻雀の話ですが、私もかつては寝るのも惜しんで麻雀しました。大学は明らかに経済学部麻雀学科といっていいほどの麻雀ぶり、 父は、マージャ好き。母も少しは打てる、という環境でしたので、自然とやるようになったのでしょうね。 しかし、これ以上のゲームはない!世界最高のよくできたゲームでしょう。ポーカー?競馬?ラスベガス?何を言ってます????ある程度このゲームをやった人にはわかるでしょうが、こんなに『運と技術』のバランスが絶妙なものもないでしょう。 一応、今回は映画の紹介ではありますが、私としては小説の方が好きです。 その名も 『麻雀放浪記』 タイトル:麻雀放浪記 公開年:1984年 監督:和田 誠 原作:阿佐田 哲也 出演:真田広之(坊や哲)、鹿賀丈史(ドサ建)、大竹しのぶ(まゆみ)、加賀まりこ(ママ)、名古屋章(上州虎)、 加藤健一(ゼゲンの達) 高品格(出目徳 )、天本英世(鉢巻) なんと言っても、原作の阿佐田 哲也でしょう。大学生の時にたくさん小説読みました。『Aクラス麻雀』で勉強しました。 すでになくなっていますが、色川 武大 の本名でちゃんとした小説も出していますし、直木賞も、川端康成文学賞もとっている人です。 昭和の香りプンプンですね。この小説も本人の経験談が元ネタとなってます。 主人公の坊や哲は本人をモデルとしているといわれております。 私は断然小説の方が好きで、映画もいいのですが、前4巻からなるこの大作は麻雀ファンなら必ず読むべきです。 もう平成の今となっては完全に過去の話、もちろん70年代生まれの私にも、過去の話ではありますが、そのどろどろした、登場人物のがむしゃらさ、ばくち打ちになるしか夢がなかった敗戦後の現実。昭和臭はこの物語のキーワードでしょう。 並の雀氏ではない阿佐田さん、麻雀をやりまくった人間にもウソっぽい描写が少なく、グイグイとバクチ打ちの世界に引き込まれていきます。 主人公を演じるのは、真田 広幸、、、 小説を読んだことがある人には誰が、ドサ建を演じるかは、非常に気になるところですが、 鹿賀丈史が威勢のいいドサ建を見事に演じてます。『きたきたきた~、大三元だ~!!!』 上野のドサ建、、、この頃は上野が中心だったのでしょうね。 上州虎は、先日亡くなってしまった名古屋 章 が演じてます。おおぉー、あのドモリがもう聞けないのも寂しいですね。 まぁー、内容は麻雀の話なのですが、 ゲンロク積み、ツバメ返し、コンビ麻雀、ドラ爆弾、などなどおなじみのいかさまわざはちゃんと出てきます。こんなのできるわけないと思っている人もいると思いますが、まぁー、実際にいるわけですよね。ゲンロクなどは、私はできませんが、友人できる奴もいました。 なんと言っても、『2の2の天和(てんほー)』 坊や哲と出目徳が繰り出す、いかさま技!さいの目の2を二回出して、天和を片方に送り込むという技ですが、かっこいい! 出目徳『いいか、坊や、俺が天気のことを言ったら、仕込む合図だ』 そして、『明日も雨かな~?こう降られちゃかなわねぇな~』 調子の乗って何回も天和を繰り返す出目徳、、、、、恐るべし、、、、 ドサ建を相手に出目徳&坊や哲が天和を上がりまくる。 もちろんドサ建は、いかさまなどお見通し、しかし現場を押さえられるわけでもなし、僕が好きなやりとりは 出目徳『おっと、また天和だ、今日はついているわ・・・』 坊や哲『・・・・・』 ドサ建『お前ら~、そんないかさまお見通しだぜ~、どこの世界にこんないかさまに払う奴がいるってんだ~、俺は上野のドサ建だ~、相手見てやっているんだろうなぁ~』 出目徳『なんだい、イカサマだから、払えねーって言うのかい?上野に勇ましい建さんってのがいるって聞いたが、そいつが言うんだな?イカサマだから払えねーって』 確かこんな感じ、、、、、 見た目普通のおっさんの出目徳、、、、百戦錬磨のバイニンである。バイニンの世界の常識!く~るですね。 一応、ちょっとした恋ネタもあり、坊や哲が惚れるのが、加賀 まり子演じる、ママ、、、ママって名前とかでてこないところもいかしますね。 おっと、大竹 しのぶもかなり若いですが、ドサ建の彼女役で出てきます。 どうしようもないバイニンに惚れた女、自分の家もドサ建が勝負に負けて取られ、挙句の果てには吉原に売られる、、、、そしてそこに絡む麻雀好きの女衒の達、 そして最後の勝負!ドサ建、女衒の達、坊や哲、出目徳、白熱の勝負! この出目徳は、ヒロポン中毒、、、、出目徳の最後は、、、、、あがると死ぬと言われている九連宝燈(チューレンポウトウ) あがっていやがる、おっさん・・・ 死んだ出目徳から根こそぎ持ち物を取る、鬼のようなドサ建、、、『この世界では死んだ奴は裸になるんだ、いい勝負だったぜ、おっさん』 そしてまた続く、勝負、、、、、 もう麻雀をする人もそんなに多くない時代なのでしょうね。 ユーコンいて、かなり打てる人などいるわけもなく、麻雀はしたいですね。 私は、勝負強い方ではないと思いますが、気心しれた仲間と馬鹿を言い合いながら打つ麻雀は最高に楽しいものです。 流れ、運、確率論では片付けれない見えない何か! イッツウのカンウーワンとか、一発でツモルときの感覚と言ったら、、、、 雀友の皆さん、すっかりご無沙汰ですね。 次回、帰国したときは、打ちましょう!ツモリて~な~、ロンもいいな、 ツモ!
by motoyama_naoto
| 2009-09-11 08:18
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