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7月は結構、外に出ることが多く、私としては外向きの人間なので、事務所から出れるとやはりうれしいものです。特にず~~~と天気がいいので、外に出ての仕事は最高です。それがアウトドア関連となるとさらにいいわけでして、今回は、某有名雑誌で黄色の枠で有名なNジオの取材の仕事が入って行ってきました。私もYUKONが露出するならば!と意気込んでのぞみました。 行く場所は、スカグウェイへの列車、そしてクルアニ国立公園のハイキングと飛行機からの撮影、カヌーで閉めるというなかなかの行程。 初日は、一緒にスカグウェイまで行ってきました。 湾岸のこのエリアは私はあまり晴れた経験がないのですが、この時は晴天でした。しかしながら、山火事の影響で空気が澄んでいない状態で、撮影はまあまあって感じでしたね。 写真家とライターの方が、来られて、お二方は電車に乗られて撮影などされてました。 普段は、この列車じゃありませんが、今回は本数の少ないこの機関車へ乗られました。 僕は、その間にスカグウェイの街を久々にゆっくりの散策、 この街は一応、アメリカのヒストリカルサイトになっているので、レンジャーが無料でやっているインタープリティブ・ツアーに参加しました。 さすが、国立公園システムの先進国アメリカ、ここの前はアリゾナにいたというねーちゃん!なかなか切れ味するどいインタープリティブでした。私は質問しまくり!ここぞとばかりに普段からあった疑問をレンジャーにぶつけました。 しかし、アメリカやカナダでは、レンジャーは日本でいうサッカー選手、プロ野球選手などと同じ、子供があこがれる職業、、、、、そういう意味でも、日本とは、国の金のかけ方が全然違うわけで、国立公園、ヒストリカルサイトなどでは、必ずこのように無料のインタープリティブ・ツアーがあります。もう必要ない高速道路とか作る金を日本もこういう方にまわすようにすればいいのでしょうがねー、そうすれば、大学なども、その手の学部を新設するでしょうし、明らかに日本も経済構造の体質改善が必要なのでしょうね。以前は私も土木・測量・建築とかの業界にいたので、本当にそう思いますね。 久々に晴れたスカグウェイ、クルーズ船が続々と到着して、観光客で賑わってました。しかしクルーズ船から降りてくる人は明らかに観光客って感じで、太った人が多いなぁー。 初日のスカグウェイはある意味慣らしで、いよいよ二日目からのクルアニ国立公園がYUKONらしさがあふれるところです。 お二方との仕事は、Nジオだけあって、自然に興味があって、非常に楽しく仕事ができました。写真家の方から、こういった写真が撮りたいといわれて、それをガイドとしてご提供するのは、なかなかやりがいがある仕事で、プロとの仕事って感じで、燃えたなぁー、楽しかった。 早速、クルアニ国立公園に、どうも山火事の影響でもやっていて、遠景が狙いにくいので、近景でYUKONらしいところってことで、まずはキングススローンへ!僕も大好きなトレイルですが、体力があるお2人なので、カールのとっころまであがって湖とYUKONらしい風景を狙いました。 YUKON以外のすべてのカナダの州はいったことがあるという写真家の方も、『いいよ~、YUKONいいよ~、これ!』と、非常に喜んでいただけました。そうですね~、YUKONは正直に言っていいのでが、理解するのに難しい部分もあるかもしれません。 ロッキーのように整備されていて、よく写真でみるようなわかりやすい風景ではいないですからね、その風景の中にある意味というか、生態系というか、そういうことを感じながら風景を見ないと、人によっては、ふ~ん・・・で?みたいになってしまうでしょう。 この辺のわかりにくさが、いまいちポピュラーにならないところでしょうね。正直、私もロッキーに始めていったとき、すげーーワイルドだなぁ~と思いましたが、こっちに来るといやいや、さらにすごいですからね。まぁ~、その魅力が違いますので、どっちがいいとか悪いとかいう話ではないのですね。 リバービューティーが咲き乱れていました。YUKONは結構、こんな感じで同一種がドカーンと咲くことが多いですね。 もちろん、プロの仕事なので、夕方ご飯を食べてからも撮影に出ます。ここで、ガイドとして悲鳴をあげているようではダメです。これくらい楽しめないとガイドなんてやってられません。実際、価値観の近い人達と仕事していると、もっといいものを見せてあげたいと思うものです。 夕食後に湖と夕焼けを狙って、(と言っても夕焼けが12時ごろなのでなかなかきついですね)くりだしましたが、なんと、カヌーしている人がいて、なかなかいい写真が撮れたようです。ラッキー! 翌日は、飛行機からの撮影、私はお留守番(すぐに次のツアーで飛行機に乗るので、まぁー、ここは写真家の方にいいのを撮ってもらいたかったですね)、 クルアニはできれば、体力をつけて奥まで数日かけて歩くか、お金を使って飛行機で飛ぶか、したいですね。それだけ、広いのです!高速道路からだけだとどうしても端っこしか見れません。 プロはいろいろ要求が出てきます。今回はドアなしで、撮影したいということで、ご覧の通りドアなしです。こうするとあまり高くは寒いので飛べません。天気はややモヤがあり、曇りという条件でしたが、さすがプロ!戻ってきてから写真を見せてもらいましたが、いい写真が撮れてました。やっぱすごいなぁー、プロは! この後は、YUKONらしい風景ということで、ゴールドラッシュ後の廃墟と州花であるヤナギランの群生の場所にご案内。なかなか喜んでもらえました。 今の時期はヤナギランが最高ですね~。 そして最後にクルアニでファーストネーションの集落に寄りましたが、初めは誰もいなくて私が説明するだけで、どうも、写真栄えしない感じ、、、、、 そこになんとこの集落のチーフと一向が今シーズン初のサーモン!を抱えて登場!チーフはちょっと得意毛!いいぞ~!ナイスタイミング、我々3人は本当にラッキーでした。 サーモンをいきなりザクザクとさばき始めるチーフ!いいぞー!チーフ、まさに我々が求めていたような構図!写真家の方はタダ単純に写真がうまいだけでなく、人をその気にさせてうまくモデルにしちゃうのが、本当にうまい!私もその手は得意な方ですが、関心してみているばかりでした。素晴らしい、プロだ! チーフがさばいていると、おかーちゃん登場、『なにやってんのよ~!あんた、こうやらないと』といって、チーフからナイフをうばうと、サクサクとサーモンをさばき始めました。なんかどこかで見た風景、、、、どこの世界も変わりませんね。 この後クルアニ国立公園を後にしましたが、虹まででて最高! 翌日は、カヌーとカヤックでYUKON河で撮影、私もガイド兼モデルでカヌーにライターの方と参加しました。白頭鷲でまくり、しかも我々のカヌーの近くに、飛んできて、ガバっと魚を撮って行きました。またまたラッキー! 本当に、私もやりがいのある仕事でした。おかげでお2人には大満足していただけたようで、3人で、今後の旅行業界のあり方や、YUKONについて、語りました。 いや~、いい仕事だった!私も150%で望みましたが、自分なりによくできたと言えます。
by motoyama_naoto
| 2009-08-01 14:36
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